酸洗いって何?金属製品を綺麗に保つこだわりのポイント!

金属製品が傷む原因と酸洗いのメリット

金属製品は空気に触れるだけで次第に劣化が進み、表面にサビが浮いて汚れた状態になってしまいます。サビが浮くと見栄えが悪くなるだけではなく、腐食が進んで重大な損傷に至る可能性があります。サビは表面の傷に油脂などの汚れが入り込むことで発生するので、定期的に状態を確認して洗浄を行うのが劣化予防に繋がります。その一方で金属製品の汚れは通常の洗剤では除去が難しく、力任せに擦ると傷が生じてしまいます。そのため、強酸性の薬剤でサビや汚れを洗い落とす酸洗いが金属製品の洗浄方法として広く普及しています。酸洗いは酸性の成分で汚れを溶解するので、時間や手間をかけずにしつこい汚れを取り除くことが可能です。また、洗浄剤の成分によっては表面に皮膜が形成されるので、新しい汚れの付着を防ぐことが出来る利点があります。

金属製品を長持ちさせる酸洗いの工夫について

酸洗いは金属製品の汚れを効率的に除去出来るのが利点ですが、薬剤の成分によっては逆に製品を傷めてしまう可能性もあるので取り扱いには注意が必要です。一般的に酸洗いはメッキが施された製品が適していますが、古い金属製品によってはメッキが剥がれて下地が剥き出しになっていることがあります。下地に使われている金属の材質はサビに弱い物があるので、酸洗いを行う際は少量の薬剤を塗布して状態を確認するのが失敗を避ける工夫です。製品が酸洗いの薬剤に適さない場合は濃度を薄くするなど、作業効率と製品の品質保持を両立させる工夫を施すのが綺麗な仕上がりを長く保つための心得です。

酸性の薬剤で金属製品を洗浄する酸洗いは油脂やサビなどを綺麗に除去出来るのが利点です。その一方で薬剤は有害な成分が含まれているので、保護具の着用や作業場の換気など、安全を確保することが重要になります。